ExcelERD

Last Modified 2019/04/20 ver 1.3

目次

  1. はじめに
  2. 動作環境
  3. プログラムについて
  4. 入手
  5. 変更履歴
  6. 使用法
    1. テーブル定義シートの作成
    2. ER図の作成
    3. リバースエンジニアリングにより、ER図を作成
    4. DDLの出力
    5. Excelアドインとして使用する

1. はじめに

  1. このプログラムについて
  2. 本プログラムは、ExcelERD(外部サイト)を元に開発を行っています。

    主に、Excel2016で動作するように改修を行っています。

  3. ライセンスについて
  4. Apache License Version 2.0 に基づいてライセンします。

  5. 連絡先について
  6. 本プログラムは、GitHub上で開発を行っており、リポジトリは下記になります。

    https://github.com/mygreen/ExcelERD

    本プログラムに関しての不具合などの報告は、GitHubのIssuesに登録をお願いします。

    https://github.com/mygreen/ExcelERD/issues

2. 動作環境

以下の環境での動作確認を行っています。
OS Excel
Windows2000 Professional Excel2000
WindowsXP Professional Excel2000
WindowsXP HomeEdition Excel2000
Windows XP Professional Excel2002 (本プログラムで動作確認済み)
Windows Vista Home Premium Excel2000
Windows Vista Excel2003 (動作確認連絡いただきました)
Windows 7 (64bit) Excel2007 (32bit) (本プログラムで対応)
Windows 7 (64bit) Excel2010 (32bit) (本プログラムで対応)
Windows 7 (64bit) Excel2016 (64bit) (本プログラムで対応)
Windows 11 (64bit) Excel2016 (64bit) (本プログラムで対応)

3. プログラムについて

  1. 概要
  2. ER図のモデリングツールには、多機能で使いやすいものが数多くあります。 ただ、得てしてモデリングツールは高価であるため、関係者すべてがツールを持っているというのは まれだと思います。 顧客がモデリングツールを持っていない場合などにER図をExcelで作成するように要求されたことは ないでしょうか。そんなとき、いちいちExcelの図形を取り扱うのは非常に面倒くさいものです。

    本ソフトは、そのような背景(経験)を前提に開発者がExcelにてER図を作成する手助けをするために作成しました。 皆様の開発の一助になれば幸いです。

  3. 内容
  4. 以下のファイルが含まれています。
    ファイル名 内容
    ExERD.xlsm プログラム本体
    ExERD.ini 設定ファイル
    datatype.dap データ型マッピング設定ファイル
    readme.txt 初めにお読みください
    manual ディレクトリ以下 本マニュアル

  5. 注意点
  6. ・ご使用いただきまして、不具合、問題点、改善点等ありましたら上記のGitHubのIssuesに登録願います。

4. 入手

GitHub Pageより、ダウンロードしてください。

https://github.com/mygreen/ExcelERD/releases

5. 変更履歴

年月日 Version 内容
2005/02/14 0.5.0 初版
2005/02/25 0.6.0 DDL出力に対応
2005/02/25 0.6.1 DDL出力先指定ダイアログにメッセージ追加
2005/02/28 0.6.2 存在しない依存表を指定した場合エラーが発生していた不具合を修正
2005/02/28 0.7.0 Log出力を追加、初期化ファイル名を ExERD.xls.ini から ExERD.iniに変更
2005/03/24 0.7.1 最後の1テーブルのみ指定して読み込むことができなかった不具合を修正
2005/05/20 0.8.0 ERD、DDL作成前に、表および列の重複チェックを行う
2005/05/20 0.8.1 ERD、DDL作成前に、データ長の簡易チェックを行う
2005/05/20 0.8.2 ERD、DDL作成時画面の設定属性値反映されない不具合を修正
2005/06/16 0.8.3 表名が28byte以上の場合、「指定した名前のアイテムが見つかりません」エラー発生の不具合を修正 (竹谷さんありがとうございました)
2005/06/29 0.8.4 外部キーが設定されているだけで、依存エンティティとなっていた 「依存」列を参照するよう修正
2005/06/29 0.8.5 依存表名を設定する項目を「依存表名.列名」に対応
2005/06/29 0.9.0 DDL出力にて外部キー制約の出力に対応
2005/06/29 0.9.1 DDL出力にてDEFAULT値の出力に対応 (三松さんありがとうございました)
2005/10/12 0.92 ログ表示ボタン追加
2005/10/12 0.9.3 処理の途中でキャンセルする機能を追加
2005/10/12 1.0.0 ODBC経由でリバースエンジニアリングする機能を追加
2007/05/08 1.0.1 DDL出力時、主キー未設定でエラー発生を修正(清水さんありがとうございました)
2009/08/18   Apache License 2.0適用
2015/09/02 1.1.0

修正内容

  • DDLファイル生成時に、区切り文字、コメントの文字列の変更が反映されない不良を修正。
  • DDLファイル生成前に、書き込み可能なパスかをチェックするよう入力値検証を修正。
    WinVista/7以降の場合、UACの関係により、C:\ドライブ直下にファイルが作成できない場合があるため。
  • DDLの出力先のフォルダ選択時のダイアログを「Shell」から「FileDialog」に変更。
    Shell方式のツリー形式の場合は個人的に使いづらいため。
  • Excel2007以上の場合、ER図生成において、テキストボックスの高さを調整し、印刷しても文字が切れないよう調整。
  • Excel2007以上の場合、ER図生成において、図形の背景色や罫線がデフォルトの設定になり崩れる現象を修正。
    Excel2007の場合は、図形の背景が黒くなる事象。図形の背景や罫線を固定にすることで対応。
  • Excel2007以上の場合、ER図生成において、テキストボックスのフォントにが、正しく反映されない現象を修正。
    Office2007からテキストボックスとして、日本語用のフォントと英字用のフォントが分割されたため、それぞれ“MS ゴシック”を指定するよう修正。
  • Excel2007以上の場合、ER図生成において、生成するシートに既存のER図が存在するとエラーとなる現象を修正。
    Excel2007以上の場合、図形名が重複してると、グループ化に失敗するため、古い図形の名前を変更し、エラーを回避するよう修正。
    ただし、このケースの場合、関連線がおかしくなるのは未修整。

追加機能

  • DDLファイル作成後に、生成したDDLファイルを開くアプリケーションとして既存のノートパッドか、OSに関連づいているものかを選択できるチェックボックスを追加。
  • ER図作成の際に、物理名+論理名の両方を選択できるようチェックボックスを追加。
2015/09/02 1.2.0 #1 ER図を出力するオプションとして、主キー、外部キー以外を省略して出力する機能を追加。
2019/04/20 1.3.0 #2 DDLを出力する際に、論理名をテーブルとカラムのコメントとして出力する機能を追加。
2022/01/15 1.4.0 #5 Excel 64bit版でマクロエラーが発生する事象に対応。

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