com.github.mygreen.supercsv.annotation.conversion

注釈型 CsvRegexReplace

@Target(value={FIELD,ANNOTATION_TYPE})
 @Retention(value=RUNTIME)
 @Documented
 @Repeatable(value=CsvRegexReplace.List.class)
 @CsvConversion(value={})
public @interface CsvRegexReplace

正規表現に一致した文字列を置換するためのアノテーションです。

基本的な使い方

• 属性 regex()で、正規表現を指定します。
  Patternで解釈可能な値を指定する必要があります。。
• 属性replacement()で置換後の値を指定します。
• 属性flags()で、正規表現をコンパイルする際のフラグを列挙型PatternFlagで指定します。
  複数指定すると、ビットOR演算した結果と同じ意味になります。

 @CsvBean
 public class SampleCsv {
     
     // 日時の「2016/12/17」の形式を「2016-12-17」の形式に変換します。
     @CsvColumn(number=1)
     @CsvRegexReplace(regex="([0-9]{4})/([0-9]{1,2})/([0-9]{1,2})", replacement="$1-$2-$3")
     private LocalDate date;
     
     // コンパイル用のフラグを指定する場合
     @CsvColumn(number=2)
     @CsvRegexReplace(regex="^comment(.+)", replacement='$1', flags={PatternFlag.CASE_INSENSITIVE})
     private String comment;
     
     
     // getter/setterは省略
 }
 

導入されたバージョン:

2.0

バージョン:

2.2

作成者:

T.TSUCHIE

必須要素のサマリー

必須要素

修飾子とタイプ	必須要素と説明
String	regex 正規表現の値を指定します。
String	replacement 置換後の値を指定します。

任意要素のサマリー

任意要素

修飾子とタイプ	任意要素と説明
BuildCase[]	cases 適用するケースを指定します。
PatternFlag[]	flags 正規表現をコンパイルする際のフラグを指定します。
Class<?>[]	groups グループのクラスを指定します。
int	order アノテーションの処理順序の定義。
boolean	partialMatched 正規表現で一致するものを検索するときに、部分一致で検索するかどうか。

要素の詳細

regex

public abstract String regex

正規表現の値を指定します。

Patternで解釈可能な値を指定してください。

戻り値:

正規表現の値。

replacement

public abstract String replacement

置換後の値を指定します。

一致した場合に入れ替える値となります。

戻り値:

置換後の値。

flags

public abstract PatternFlag[] flags

正規表現をコンパイルする際のフラグを指定します。

列挙型PatternFlagで指定します。

戻り値:

正規表現のコンパイルする際のフラグ。

デフォルト:

{}

partialMatched

public abstract boolean partialMatched

正規表現で一致するものを検索するときに、部分一致で検索するかどうか。

• 部分一致のとき、Matcher.find() を使用する。
• 全体一致のとき、Matcher.matches() を使用する。

戻り値:

trueのとき部分一致。falseのとき全体一致。

導入されたバージョン:

2.2

デフォルト:

false

cases

public abstract BuildCase[] cases

適用するケースを指定します。

戻り値:

何も指定しない場合は全てのケースに適用されます。

デフォルト:

{}

groups

public abstract Class<?>[] groups

グループのクラスを指定します。

処理ごとに適用するアノテーションを切り替えたい場合に指定します。

戻り値:

指定しない場合は、DefaultGroupが適用され全ての処理に適用されます。

デフォルト:

{}

order

public abstract int order

アノテーションの処理順序の定義。

戻り値:

値が大きいほど後に実行されます。 値が同じ場合は、アノテーションのクラス名の昇順になります。

デフォルト:

0